タンチョウが3羽一斉に鳴いた【圧倒】
こんにちは! けごんです。
和といえば、鶴♪ 折り紙では千羽鶴は世界でも有名ですし、鶴は着物の柄としても上品。
体に紅白カラーが入り、おめでたくて美しい鳥ですね。
野生には釧路湿原などで生息しています。
そんなタンチョウが、埼玉県の東武動物公園で見れちゃうんです!(*^▽^*)
タンチョウとは?
タンチョウは日本最大のツル!
〇体長 約1.5m /体重 7〜12kg
小さめの大人ぐらいの身長で、体重はこの軽さ。
ちなみにタンチョウは大きいので木にとまることはできないそうです。
〇雑食性
魚、貝類、甲殻類、小動物から植物の果実まで、いろいろなものを食べるそうです。
〇寿命
「鶴は千年、亀は万年」と例えられる寿命は、寿命は動物園での飼育の場合であっても50年-80年程度で、野生では30年位だそう。
〇名前の由来
タン(丹)は「赤い」の意で、頭頂に裸出した皮膚が赤いので「丹頂」
〇分布
日本(北海道東部)、ロシア南東部、中華人民共和国、大韓民国北部、朝鮮民主主義人民共和国
田、湖沼、川、湿地、草原などに生息する。
雪の中にいる写真も多く、寒さに強いようです。
見どころと感想
東武動物公園では、湿地帯とタンチョウが営巣できる平地帯からできた「ふる里の動物たち~湿原から里山へ~」のエリアで飼育されています。日本産動物舎とも呼ばれています。
面積500㎡に及ぶ湿地エリア。広い。左右側どちらもタンチョウの展示です。
まるで足や嘴(くちばし)が木みたい。足は枝のようで。
羽根は白くてふわふわ。
嘴(くちばし)は、近くで見るとお箸みたい!
タンチョウたちサービス精神が旺盛なんです。
どうしてこんなに網の傍に寄ってくれるんでしょう?
工夫があるのかな。とにかく、網越しに来てくれるので、カメラで撮ろうとすると網が目立っちゃうんですが、目でじっくり見るには最高。
手を伸ばせば触れられそうな距離まで来てくれますが、
「突かれるので気を付けてください」という注意書きがありましたので、手は出さないようにしました。
タンチョウが一斉に鳴きだした!
14時半、3羽いたタンチョウが一斉に鳴きだしました。
正確にはどれか1羽が発端かもしれないのですが、私にはわかりませんでした。
3羽の鳴き声は大きく、どこまでも届きそう。すごい力強さです。
1分間以上続いたような気がしますが。
「くあー!くあ!くあー!くあ!!」
鶴の一声という諺は、「大勢で議論しているときに、否応なしに従わせるような有力者・権威者の一言」という意味だそうです。
なるほど!まさに!
初めて鳴き声を聞いた私は、まるで大群のタンチョウに巻き込まれたみたい@@と思いました。
(・・・実際は3羽のタンチョウが鳴いています)
確かに鶴の声は大きかった。これでは、周りの声は掻き消されますね。
子供を連れていたのですが、泣き出すかと思ったら圧倒されて不思議そうに見ていました。
特別な体験ができてよかったです。
タンチョウはいつ鳴くの?
私はどうしてタンチョウの鳴き声を聞くことができたんでしょう。
偶然でしょうか・・?
家族や友達にも聞かせたいと思い、調べてみました。
タンチョウが鳴く意味は、何パターンかあるらしい。
- 〇1〇 威嚇・喧嘩で鳴く「シャー!」という鳴き声
- 〇2〇 呼びかけ「カカカカカ」コンタクトコール「クルゥッ」
- 〇3〇 親子間のコミュニケーション
〇2〇の呼びかけが、私が聞いた鳴き声に一番近いかな?と思いました。
コンタクトコールと呼ばれる「クルゥッ、クルゥッ」という鳴き声がある。「そろそろ帰ろう」という意味で、仲間に呼び掛ける鳴き声があちこちから聞こえるようになって、群れとなってねぐらに帰っていくのだ。給餌場では夕方に聞かれることが多い。
こちらのサイト様を参考にさせていただきました。
北海道ファンマガジン
ということは、14時以降ぐらいの夕方が狙い目なのかな?
私も14時半に聞いていますので、狙い目の時間があるのかもしれません。
是非、皆様もタンチョウの鳴き声を狙ってみてください。
魚を食べていました
タンチョウが水に入ると、池に波動ができて綺麗ですね。
エサの魚(鯵?)をくわえています。池で洗って食べるそうです。
まとめ
日本の鳥タンチョウ。寒い地方の鳥なのに、埼玉で逞しく生きている姿に大満足でした。
そして、やはり鳥と人との距離が近くてよかったです。
またタンチョウは繁殖期(春先の3~5月)になると「鶴の舞」というダンスのような動きをとるらしく、そちらもぜひ見てみたいと注目しています。
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